ウォームアップは、バレエレッスンと同じくらい熱心に取り組むべき項目です。
レッスンが始まる前までにやっておきたいこと、バレエならではのウォームアップについて解説します。
なんのため?目的は??
一般的なウォームアップ
よく言われていることから確認しましょう。
これは、バレエでも、ダンスでも、スポーツでも、あなたが「人間」である限り、共通です。
能動的に筋肉を温めておきましょう。力を発揮しやすくなります。(活動しやすく)
受動的なものも一定の効果はありますが、十分ではありません。エアコンの温度よりも、体を動かすことで温めましょう。
ウォームアップをすることで、筋肉疲労の原因となる筋肉の無酸素状態を回避することが期待されます。というと難しく感じますが、要するに、疲労を残しにくくしますよーということ。
段階的に心拍を上げることで、過度な血圧の上昇を抑えます。年齢が上がるほど、気をつけたいことです。
ウォームアップで、関節可動域を広げ、周囲の筋肉を活性化させます。パフォーマンスのスタート時から良い状態で取り組めます。
気持ちを切り替え、集中力・自信を高めます。お仕事や家事、悩みなどを一度切り替えることによって、充実したパフォーマンスへと繋げます。
ウォームアップでやっておきたいこと
レッスン前のセルフトークは、コンセントレーションを高めます。
体と感覚は、日・時間・場所・天気・心理状況などによって、大きく変わります。
ピアノを「調律」するように、レッスンが始まる前までに「体と感覚の調律」をしておきましょう。
バレエポジションや動作を「軽く」行ってみることで、いつもとどう違うのか、変化があるのか、状況を把握します。
いつもと同じように足を出しているつもりでも、意図せずずれていたり、同じ2番ポジションに腕を上げたつもりでも、実際には低すぎる場合もあります。
「今日は、いつもより⚪︎⚪︎したほうがいいな、⚪︎⚪︎側に出したほうがいいな」というように、その日の癖と修正点を見つけておきましょう。
バレエポジションやタンジュで確認しましょう。
膝の向き、肘の向き。わかりやすいところの向きは、思ったようにできていますか?
各バレエポジションやタンジュなどでチェック!
- いつもと同じなのか
- いつもよりどこか張っているところがあるのか
- いつもより力が入りやすい/入りにくいところはどこか
実際のバレエ姿勢と同様に体を引き上げ、プリエやタンジュをして確認しておきましょう!
動く・レッスンする準備はできているのか。パキパキ音がしたり、詰まっている感じはしないか。
プリエやタンジュだけでなく、ルティレや脚をスイングさせるエクササイズを行い、今日の状態を把握しましょう。
まとめ
バーがなくても、チェックすることはできます。
目視や感覚ではなく、鏡を使って確認しましょう。
ウォームアップでチェックしたいこと、大きく4つ取り上げましたが、これらはバレエ動作そのものでチェックすることに意義があります。
バレエダンサーがレッスン前に、軽く動いているのには、理由があるのです。
レッスンが始まるまでに、心と体を調律し、充実したバレエレッスンにしましょう!
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