第1ポジションの立ち方をブラッシュアップしましょう。シンプルだからこそ、クオリティの違いが表れます。ここでは、自分で確認できる第1ポジションの立ち方について、わかりやすく解説します。
前後関係を減らそう
体側面(横向き)から見たときの “前後関係” を減らしましょう。
・どこかを引いてしまっている(脚や腰、骨盤など)
・どこかが落ちている(頭や胸、腰など)
これらと前後関係はイコールです。つまり、前後関係があるということは、”引く・落ちる” が発生しているということ。しっかり認識することで、指導言語の理解へと直結します。
最も多い例
前後関係があるとどうなってしまうのでしょう?【脳内バレエ】でシミュレーションしてみましょう。
ここでは、大人に最も多い例を取り上げます。
【脳内バレエ】
①鳩尾(みぞおち)が前に突き出る。
②骨盤が後ろに引けたり、前傾する。
▶︎脚が引ける・胸が落ちる。
ここでは、鳩尾が前に突き出ることを①としましたが、先に骨盤や腰が引けた場合は、順序が逆になり、結果は同じになります。
MEMO
鳩尾が前に突き出ている状態=”肋・肋骨が開いている” と判断されます。
正しいチェック方法と順序
問題が起きたり、進展がないとき、多くの人は、ひたすら同じことを繰り返します。なんて、非効率なことでしょう❗️それで変わらないことは分かっているハズなのに‼️
最初は、やり方を変えみる。それで、不十分なら【やること】を変えるのです。それを何というか。努力と言います。お疲れさまでした🍀
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 2, 2021
やり方を気にする人は多いですが、やっている【こと】 が正しいかどうかを考える人は、とても少ないです。正しいやり方だったとしても、それが「正しいこと」でなければ、全ては間違いになってしまいます。
鏡で確認しよう
鏡に対して横向きに立ち、体側面の配列を確認しましょう。スタジオに限らず、自宅の姿見などでもできます。できれば、頻繁に確認する習慣をつけましょう。目標は、「くの字」に折れ曲がっているところを減らして、正しい立ち方に近づくことです。高層ビルのように、体のユニットを縦に揃えましょう。
チェック1:下半身
カカト外側(外くるぶしの下あたり)〜おしりと太腿の境目を垂直に立てましょう。脚が引けてしまうと、斜めに倒れてしまいます。脚は常に、まっすぐに保ちましょう。特に、おしりと太腿の境目がカカト外側よりも後ろに引いていないかを、入念に確認するといいです。
チェック2:上半身
レオタードの体側には、縦に縫い目があります。この縫い目が、床に対してまっすぐになるよう、上半身をポジショニングしましょう。
胸を突き出したり、肋が開くと、縫い目が曲がったり、倒れたりします。レオタードの縫い目を使うと、大まかな判断をしやすくなります。上手に活用しましょう。
まとめ
・上半身と下半身の「まっすぐ」を確認した上で、脚を開いたり、体を引き上げましょう。
➡︎先にこれをやらないと、残念ながら無意味化します。
これは絶対に欠かせない。
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[prologue step♪]
今日、寝るまでに
1回確認してみましょう!