みんなが知っているバットマン・タンジュ。
毎回のレッスンで必ず練習する動作だからこそ、どんどんアップデートしていきましょう。
レッスンで取り入れたいタンジュについて、わかりやすく解説します。
具体的に何をするのかを、明確に捉えましょう。
今日はアンディオール、脚を外向きに保つことに絞ってお伝えします。
このポジションを通るのですが…
タンジュなどで足を出すとき、前後は第4ポジション、横は第2ポジションを通過する意識を持ちましょう。もちろん戻すときも。やりにくいと思いますが、脚を開いたまま動かす、回して動かすということ。グランバットマンでは、この”やりにくい瞬間”が高く上げるエネルギーになります。やってみましょう✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) March 2, 2022
とはいえ、実際に「きちっと」これをやろうとするのは、とても難しいものです。
第4、第2ポジションを通ったとしても、こんなことが起きやすいからです。
- 骨盤が動いてしまう。
- 膝が曲がってしまう。
- 脚の向きが変わってしまう。
第5ポジションから、さらに開きながらタンジュをしようと思いがちですが、大事なのは【第5ポジションの向きを変えずにタンジュする】です。
ここまでくると、なぜ、第4、第2ポジションを通過するのかがわかってきます。
【第5ポジションでの脚の向きを変えずに、タンジュするため】です。
これが、第4、第2ポジションを通る【目的】になります。
従って、第4、第2ポジションを通ったつもりでも、脚が内向きになってしまうなら意味がありません。
これも、どれも、クリアしたいから
第4、第2ポジションを通るとき、「前提」となることを整理しましょう。
3キープの掟
- 骨盤をキープ!
- 膝を伸ばしたままキープ!
- 脚の向きをキープ!
では、この前提と第4、第2ポジションを通るためのエクササイズをしてみましょう!
スライドをやってみよう!
- 第5ポジション、腰骨に手を当てる
- 動作足を第4、第2方向にスライドさせる
- 第5ポジションに戻す
気をつけるポイントはこちら。
- 腰骨を動かさない
- 膝の向きを変えずにスライド
- 腰骨を1ミリでも上げながら、ポジションに戻す
適切にできると、最初はかなりやりにくいです。
ですが、これが「やりやすい、しっくりくる」と感じるまで継続することが大切です。
アンディオールをしっかりと保つためにも、第4、第2ポジションを通過するタンジュを練習しましょう。
スライドのエクササイズは、動きを正確に行うための手助けとなります。
- 第4、第2ポジションを通過する【目的】を正しく持ちましょう。
- 前提となることを守りましょう。
あなたにクエスチョン♪
第4、第2ポジションを通る目的はなんだったかな?
実践編:スライドしやすくなるポイント
【Thank you】
JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。
この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。