バレリーナに近づこう!:前に進む動きのポイント

2022-3-トラベリング

バレエレッスンで役立つだけでなく、道を歩いているだけでも「何か違う」と感じさせる所作。

前に進む動きのポイントをわかりやすく解説します。

あなたもバレリーナに近づこう!

バレエレッスンを楽しむだけでもいいけれど、せっかくなら、普段の生活でもバレリーナに近づきましょう。

美しく見える人共通の所作や動き方は、そのままバレエレッスンに活用できます。

立ち姿と前に進む動きをアップデート

私たちは普段、前に歩いています。

バレエにも前に進む動きはたくさんあります。

  • グリッサードやシャッセ
  • グランパデシャやグランジュッテ
  • ピケやルルヴェアラベスク
  • ピケアンデダーンやピケアンディオール など

“グリッサード〜グランパドシャ“ “シャッセ〜アラベスクソッテ“ “ピケアラベスク〜シャッセ〜グランジュッテ“

組み合わせると、数えきれないほどの動きのバリエーションが存在します。

バレエらしくなるポイント

こうした前に進む動きは、普段から無意識でしているので、その癖が表れてしまいます。

ここでお伝えするバレエのポイントは、そのまま日常の歩き方にも反映することができます。

▶︎美しい立ち姿の人の特徴

  • 頭が立っている
    ↪︎前に落ちることなく、後ろに位置している
  • 首の後ろが立っている
    ↪︎まっすぐに立たせることで、首が長く見える
  • 動体がまっすぐ
    ↪︎肩が丸まることなく、背中が前に落ちることなく、まっすぐに見える

美しく見える人は、歩くなど「前に進む動作でも、この3点をキッチリ守っています。

一方、バレエレッスンで見た目だけでなく、テクニックの障害にもなるのが、この3点の崩壊です。

  • 頭が前に突っ込み
  • 首が前に落ち
  • 胴体が前になだれ込む

特に大人の方は、先にあげた前に進む動作を、頭や首、胴体を前に落とすことで行いがちです。

▶︎大人がやりがちな誤った動きのパターン

  • 筋肉を働かせることで体を動かし、前に移動するのではなく
  • 上半身の重さを前にかけることで、移動している

動きとしても誤り、見た目も美しくありません。

誤った動きが前に進む動き、もしくは、それに続く動きの「跳べない、回れない、立てない」という問題を生み出しています。

*2022年3月9日[バレエの動き”プリエでの移動”]参加された方は、これらを解決するための【フェイク】を思い出しましょう。

後ろから前に進もう!

そもそも、立ち姿勢が適切なことがベースになります。

ここができていない場合、そこから先は何をしても誤ってしまうので、確実に手に入れましょう。

  • 頭を後ろに立てる
  • 首をまっすぐに立てる
  • 上体をまっすぐに起こす

実践編:頭の立て方をやれば、首も立ちます

その上で、前に進むときにこの姿勢を崩さずに済むポイントは、【背中から進むこと】です。

顔面や胸といった「前側」ではなく「後ろ側」を意識しましょう。

誰かに背中を押されて、前に進むイメージです!

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まとめ

日常でもバレエでも、無意識におこなっている前に進む動きを美しくしましょう。

稽古場以外でも、バレリーナの雰囲気を醸し出せるよう、美しい立ち姿と所作を身につけましょう。

まとめます。

  • 頭、首、胴体のポジションを適切に取りましょう。
  • それらを保持したまま、前に移動しましょう。
  • そのためには、後ろ面から前に進む意識を持ちましょう。

ファーストステップ♫
「背中を押されて」歩いてみよう!

参考:回転でまっすぐ立つヒントは腕にあり

【Thank you】

JBPでは、大人の方が最適に踊るための基準を定めています。

この記事に興味を持っていただき、ありがとうございます。

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