おニャーさんが思ったこと、感じたことを気ままに綴るエッセイ。
コーヒー片手に気軽に読んでみてくださいね♪
レッスンで先生に、何度も同じことを注意される。
なぜでしょう?
そう、もちろん[以前に注意されたことができていないから]
そうです、それもあります。
そしてあなたは、ガッカリするかもしれませんね。
「また、同じ事を言われた」
これは、できていないことを受け入れ、なんとかしようとしているからこそ、思う事です。
場合によっては、「あの先生は何度も同じことばかりいう、他の事を言ってほしい」と自分の事を棚に上げてしまうケースだってあります。
まあ、それはいいとして。
先生が何度も同じ事を注意する理由を「できていないから」で片付けず、もう少し分析してみると、発想が変わります。
何度も同じ事を注意する理由、その1は「その先生がバレエレッスンで重視している事だから・優先順位が高いものだから」
その先生がこだわりを持っている事だったり、レッスンを見ていて気になる事だからこそ、何度も同じ事を伝える。
これは大切な事です。
もちろん、◯◯メソッドでは、◯◯スタイルではこう、という見方もあります。
ですが、目の前の生徒さんをちゃんと見ていたら、特に大人のクラスでは教科書通りにはいかないことが分かります。
その先生の重視していることを知るということは、そのレッスンの「核心」を知ること、そのレッスンで優先度を上げるべき項目です。
しっかり覚えておきましょう。
もう1つの理由。
それは、「今やったことはNGですよ」ということを伝えるため。
NGを出したことが悪いのではありません。
要するに、「その選択じゃないよ」ということを知らせなかったら、ずっと続けてしまうかもしれない。
それを覚えてしまうかもしれない。
だからこそ、「そうじゃありません。違う工夫をしてみて」と、先生は伝えるのです。
あなたを否定しているのではなく、適切ではない動き方を覚えてしまう前に、他の選択をするように促しているのです。
何度も同じ事を繰り返すのではなく、他の【工夫】をし、それがわかるように提示することを求めているのです。
いずれにせよ、先生が何度もあなたに同じ事を言うのならば、先生は何度もあなたをみてくれているということ。
言われた時は落ち込むかもしれないけれど、[先生が伝えたいことを考えて、工夫をして、提示して、判断をいただいて]
ちゃんとアクションを起こすことで、あなた自身が成長していくことでしょう。
前向きに捉えてみてくださいね♪
お読みいただきありがとうございました♪