バレエの美を引き立てる 上半身の力とカウンターの秘密

バレエの魅力の一端は、上半身の優雅で力強い動きにあります。

この記事では、上半身の力の掛け方と、その中でも特に重要な「カウンター」について復習しましょう。

関連https://juncotomono.info/202401-upper-body/ こちらのWSの復習用記事です。

カウンターと頭の動き方

実際に取り入れてみよう!

適切なカウンターは、素晴らしいバランスと動きやすさ、そして健康を受け取ることができ、体が喜びます。

カウンターは、体のバランスを取るために利用されるテクニックの一つ。

適切な力の拮抗関係を学んだところで、実際に取り入れるヒントをお伝えします。

ウォームアップで意識する

身体を温め、柔軟性を高めるためにカウンターを使ったストレッチやポジションを導入します。

ワークショップで学んだ各パーツの力のかかる方向を復習し、そのまま大きく腕を回したり、脚を大きく動かしたりしてみましょう。

バレエの動きに備えやすくなります。

シンプルな前後の動き

例えば、タンジュ。

例えば、ジュッテ。

このようなシンプルな動きから確認していきましょう。

前後の動きは、力の掛け方をはっきり把握することで、望まない代償運動や癖を生み出すことなく、無駄のない上質なムーブメントへと導いてくれます。

高さのあるディベロッペ

グランバットマン

また、このような“大きな動き”は、比較的、カウンターを感じやすく、動きに変化が表れやすいです。

こうした動きでチャレンジしてみるのも、とても素晴らしいことです。

特定のポーズやステップ

保持と積極的活用に分けて、チャレンジしてみましょう。

腕の動きが少なく、脚を動かすもので、「保持」を身につける。

ポールドブラなどでカウンターを活用する。

アラベスクなどは、ベーシックな頭や首、胸のカウンターをそのまま活用することができます。こうした「バレエらしいポーズ」から取り入れるのもいいでしょう。

頭の動き方

大人がやりがちな動き方は、「顔や頭が動いていない・向いていない」と判断されることが多いことを知ろう。

この日のワークショップでは、頭の動き方についても学びました。胸と顔のカウンターは、エポールマンをとる際に欠かせないものです。

❶アンファスで顔をつける動き

❷エポールマンで顔をつける動き

この順でチェックしましょう。エポールマンがついた時点で、難易度はグッと上がりますが、マスターできれば、陰影のついた大変美しい立ち姿に変わります。

まとめ

この日、お伝えした内容は、もちろんバレエとして重要なアイテムにはなるのですが、それ以上に、大人にとっての重要項目になります。

人間歴が長くなるにつれて、動きの癖、望まない運動連鎖の構築が、バレエ上達を妨げてしまいます。結果として、立った時点ですでに、力のかかる方向が変わってしまう。

もちろん無意識だと思いますが、放っておけば、バレエ上達の妨げになり、健康を阻害する原因にもなりかねません。

ワークショップから日が経ち、少し忘れかけてきたところで、一度復習をしておきましょう。

品格ある姿は、姿勢から始まります。「立つ」ということの奥深さを体感してください。

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