自分の感覚では「自然」でも、見た目は「不自然」
よくあることです。
大人の場合、この「誤差」がとても大きい。
誤差を小さくしていくことは、バレエレッスン目的の1つ。
特に上半身は器用に動く分、感覚と実際を一致させていくことが、上達へのポイントとなります。
“顔の付け方” について教えて!
次の項目についての解説をします。
バレエスタジオではなくても、おうちの鏡などでも確認できます。
- 顔の向きを取り入れる順序や動かす際のルール
- 正しい動かし方
取り入れる順序とルールブック
この順でトライしてみましょう。
比較的、確認しやすい順になります。
- プレパラシオン
- ポーズなどの静止
- 動きの中に顔をつける
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顔をつけるのはとても良いことですが、「顔をつければ何でもいい」のではありません。
適切につけられない場合、“顔はつけずに正面を向いたままの方がマシ” という事態に追い込まれます。
お遊戯会ではなく「バレエ」にするためにも、次の3つのルールは、しっかり覚え、しっかり守りましょう。
- 頭は高いまま
➡︎動かすことで下がってはならない - 原則、腕の動きを追うが直視するのではない
- 頭の動き(顔の向き)は立体的に動かすことで、上下に動いているように見せる
➡︎直接的に上下を見るのではない
このワークショップで取り上げます
『顔の付け方をバレエらしい動きへ』“自然な動きの表情とパターン”適切に頭を動かさないと、体幹がブレたり、肩のラインが崩れたり、姿勢が崩れす原因になるよ。
回転などでは煽ってしまう原因にもなる。
正しい動かし方を覚えよう!
正しい顔の向き方・頭の動かし方
何も意識しないと頭を単体で動かそうとします。
そうすると、首でも頭に近い方を動かしてしまうので、頭を立てておくことが出来ません。
ルールを思い出しましょう。
頭は立てた状態で動かします。
特に、回転でスポットをつけると煽られてしまう、スポットをつけた方が回りにくい場合は、この傾向が高いので、早めに修正しましょう。
動かし方
最初に動かすのは、頭に近いところではなく、首の根本です。
喉で向きをとってみましょう。
この先に、さらに細かいニュアンスを出す動かし方があるよ!
まとめ
バレエならではの動き方である顔(頭)。
日常とは異なる動き方になるので、しっかり頭で理解し、体に落とし込みましょう。
まとめます。
- 顔や頭は不適切につけると、アライメントを崩す原因になります。正しく動かしましょう。
- プレパラシオン→ポーズ(静止)→動作 の順で習得しましょう。
- 首の根本から動かすようにしましょう。喉の向きがポイントです。
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