お遊戯会から脱出しよう!:顔の付け方ファーストステップ

2022/11/03

自分の感覚では「自然」でも、見た目は「不自然」

よくあることです。

大人の場合、この「誤差」がとても大きい。

誤差を小さくしていくことは、バレエレッスン目的の1つ。

特に上半身は器用に動く分、感覚と実際を一致させていくことが、上達へのポイントとなります。

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“顔の付け方” について教えて!

次の項目についての解説をします。

バレエスタジオではなくても、おうちの鏡などでも確認できます。

  • 顔の向きを取り入れる順序や動かす際のルール
  • 正しい動かし方

取り入れる順序とルールブック

この順でトライしてみましょう。

比較的、確認しやすい順になります。

  1. プレパラシオン
  2. ポーズなどの静止
  3. 動きの中に顔をつける

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顔の付け方〜ルールブック〜

顔をつけるのはとても良いことですが、「顔をつければ何でもいい」のではありません。

適切につけられない場合、“顔はつけずに正面を向いたままの方がマシ” という事態に追い込まれます。

お遊戯会ではなく「バレエ」にするためにも、次の3つのルールは、しっかり覚え、しっかり守りましょう。

  • 頭は高いまま
    ➡︎動かすことで下がってはならない
  • 原則、腕の動きを追うが直視するのではない
  • 頭の動き(顔の向き)は立体的に動かすことで、上下に動いているように見せる
    ➡︎直接的に上下を見るのではない

このワークショップで取り上げます

20221220-19 『顔の付け方をバレエらしい動きへ』“自然な動きの表情とパターン”

適切に頭を動かさないと、体幹がブレたり、肩のラインが崩れたり、姿勢が崩れす原因になるよ。

回転などでは煽ってしまう原因にもなる。

正しい動かし方を覚えよう!

正しい顔の向き方・頭の動かし方

何も意識しないと頭を単体で動かそうとします。

そうすると、首でも頭に近い方を動かしてしまうので、頭を立てておくことが出来ません。

バレエのルールブック

頭は立てる。決して、垂れたり落ちたりしてはならない。

ルールを思い出しましょう。

頭は立てた状態で動かします。

特に、回転でスポットをつけると煽られてしまう、スポットをつけた方が回りにくい場合は、この傾向が高いので、早めに修正しましょう。

動かし方

最初に動かすのは、頭に近いところではなく、首の根本です。

喉で向きをとってみましょう。

この先に、さらに細かいニュアンスを出す動かし方があるよ!

まとめ

バレエならではの動き方である顔(頭)。

日常とは異なる動き方になるので、しっかり頭で理解し、体に落とし込みましょう。

まとめます。

  • 顔や頭は不適切につけると、アライメントを崩す原因になります。正しく動かしましょう。
  • プレパラシオン→ポーズ(静止)→動作 の順で習得しましょう。
  • 首の根本から動かすようにしましょう。喉の向きがポイントです。

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