2022年12月14日開催
【JBP大人専用バレエワークショップ】
16時20分〜
『鳩尾を動きやすくする』“デリエールの可動と背中を使う”
19時20分〜
『苦手克服プロジェクト』“デヴァンの上げ方/付け根を折る”
ご参加頂き、ありがとうございました!
とても寒い中での開催となりましたが、積極的に動く、見つけるができていて、とても有意義なワークショップになりました。
それでは、よかった点や今後の課題、感想などをお伝えします。
約2週間後には、復習記事・思い出し記事を出します。(ピンクのアイキャッチ記事)
今回の2つのプログラムは共に、大人が苦手傾向にある項目です。
理想論だけでなく、現実的に前進する内容を提案させていただきました。
ぜひ、今後にご活用ください。
みぞおち
フェーズ1の動かし方やエクササイズをみて、最初に感じたこと。
それは、継続している人に関しては、「どこを動かし、どこは形状保持するのか」最初からすでに意図的に取り組んでいたということです。
これは、大きな大きな進歩であり、他の先生方とも「体の訓練の賜物だね」という話をしました。
とても大きな前進です。
連鎖がうまくいくということですから。
ブラボー!
JBPに慣れていない方(初めての方)、普段動かしていなかったエリアをたくさん動かしました。
筋肉痛が出たかもしれませんね。
慣れない動きでも回数を重ねるごとに、こちらからの提案を受け入れ、改善している様子が伺えました。
素晴らしい。
このような姿勢であれば、きっとこれから良くなっていくでしょう。
アラベスクやアティテュードデリエールを取り上げました。
移動や向き、高さについての具体的な捉え方や優先順位、選択について言及しました。
先日お伝えしたものは、皆さんの現時点とオーソドックスな観点からの優先順位となります。
皆さんの成長過程によっては、優先順位を変えた方が動きやすくなる場合もあります。
動きやすさと「見た目の美しさ、テクニックの正確性」バランスをとった判断が必要になりますが、定期的に優先順位の確認をする事でレッスンで円滑に取り組めるようになるかと思います。
フェーズ1でのエクササイズは主に、胸椎の可動を減らしてしまう癒着をとっていく作業になります。
ボンドが少しずつ取れて、動きやすくなったら、いよいよ本格的な胸椎へのアプローチが現実的になります。
固まりがちなゾーンですので、日頃からウォームアップに組み込むなど、工夫して取り組んでみてください。
バレエパートでお伝えした「プッチン●リン」
みぞおちの向きや高さが取れているからこそできること。
ここが取れていないと、腹部や腰が変形してしまいます。
この「プッチン●リン」ができるようになってくると、実にさまざまなことがわかるようになります。
できるようになります。
慣れが必要、発想のブロック解除も必須。
少しずつ、意図的に組み込んでみましょう!
デヴァン
少ない人数で緊張したかもしれませんが、こちらからの提案を受け入れ、素直にやってみてくれたこと、嬉しく思います。
伝えたいと思うことをお伝えすることができて、個人的には大変嬉しいです。
ここ最近感じていたことではありますが、膝がかなり伸びるようになってきて、脚自体の形がずいぶん変わっています。
ここまでくるのに、大変な努力をしてきたのでしょう。
ちゃんと、形となって表れています。
ここから先、力が足りない場合は、動きで発揮させることを覚えましょう。
力が入りすぎている場合は、ギリギリの可動域で動いていることが原因のようです。
ここが確保できれば余分な力が入らなくても動けるようになりそうです。
期待しています。
デヴァンに上げる時の脚の角度、付け根が折れる位置、これらは連動しています。
前腿上部で詰めて脚を上げようとすると、こうした方程式が崩れてしまいます。
動きの中でこれらを見出しつつも、厳密に動けるように、体の機能を上げていきましょう。
その他のプログラムの内容に関しては、当日いらっしゃった方との秘密としましょう!
個々に申し上げたこと、参考にしていただけたら嬉しく思います。
この寒さで体調を崩す人も多いようです。
喉が渇いていなくても水分をとる、しっかり着る、睡眠をとる。
体調を整えて、風邪などひかないようにしましょう。
ありがとうございました♪
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