本格的にエポールマンに取り組みました。
さっそく、復習しましょう!
エポールマン
エポールマンとは、肩の向きや位置のこと。
「肩」というのがポイントで、バレエでいうところのエポールマンをつけるとき、体全体の向きとは区別するとその真意がわかります。
とはいえ、バレエ経験や習得度合いによって、求められることが異なるエポールマンの内容。
アラベスクや回転でも活用する大切なバレエ要素です。
実際のバレエクラスでの段階別の課題を整理しましょう。
体の向き
入門や初級、あるいは大人の場合は経験年数があったとしても、ある程度の体の向きが取れるようになるまでに使われるエポールマンの意味。
肩の向きというよりも、体の向きを取ることで肩の向きを取ることが求められます。
ステップ1
例えば、先生が「おへそを8の方向に!」と指示し、その通りにすると、両肩は「2」と「6」に向きます。
特に、大人の場合、肩よりも「おへそ」の方が向きをとりやすい傾向にあります。
バレエ的かどうかは別として、方向を取るという意味での活用です。
ステップ2
ここからは、耳にしたことがない人も多いと思います。
おへそである程度の向きが取れるようになったら、少しずつ、エポールマンを取る[感覚]を育てていきます。
おへそではなく、両脇の窪みで方向をとりましょう。
例えば、脇の下の窪みを「2」と「6」に向けます。
これで、胴体の向きが取れました。
脚や腕を動かしても、脇の下が向く方向は変わりません。
骨盤前面で取る方法もあるけれど、大人の場合、そもそも骨盤ポジションが不安定なので、定番としてはオススメしないよ。
かつ、両脇で方向を取れた方が、最終的にはエポールマンが取りやすい体に仕上がるんだ♪
肩の向き
ここからが、エポールマンです。
肩の向きをとっていきましょう。
ステップ2までを行ったら、両脇の向きを変えずに、上肢帯と腕を鏡方向に振ります。
この際、脇の下の向きが変わらないように注意しましょう。
肩甲骨を寄せる(内転)する機能が必要だよ♪
まとめ
エポールマンについてまとめましょう。
- エポールマンとは、肩の向きや位置のことです。
- まず、体の向きを取れるようにしましょう。次に、肩の向き(エポールマン)へとステップアップします。
ファーストステップ♪
まずは、体の向きを取ろう。
WSに参加した人は、どんどんエポールマンに挑戦してね!