例年にない、静かな新年を迎えた2021年。
あなたは、どのようにお過ごしでしょうか。
今年も引き続き、あなたのバレエ上達へのヒントを更新致します。
一緒に歩んで参りましょう。
新年最初のバレエ上達へのヒント。
①緊張感と慣れること。
②謙虚さと積極性。
この2つを贈りたいと思います。
緊張感は大切です。
どんなに慣れてきたとしても、一定の緊張感を保てないと自分自身が成長できません。
怪我のリスクも高くなります。
一方で、”場に慣れる・動きに慣れる・人に慣れる” これも必要です。
過度な緊張は自分自身を疲れさせてしまいます。
つまりは、両立が大事です。
緊張しつつも、慣れる。
両立させるためには、②が大切になるでしょう。
私は、JBPでは「指導者」として前に立ちます。
記事を執筆するときも、そうです。
その上で、 “指導者だから・先生だから、何をしてもいい、生徒は教師に従えばいい” という横柄にならないようにも、受講者に対しての「敬意」は、忘れないようにしています。
伝えるべきは伝えますが、相手に対しての敬意がなければ、良いものがあっても、良い「学び」にならないと思っているからです。
私は、時々悲しい思いをするときがあります。
どんなに経緯を払っても、相手が横柄に跳ね返してくると、コミュニケーションを取ることはできなくなります。
本人は、無意識で、無自覚にしていたとしても、私は、とても傷つくのです。
バレエは、とても知的な舞踊です。
だからこそ、大人がとても楽しめるものだと思います。
今年は、世界のバレエ全体が、品を取り戻し、知的さを取り戻し、思いやりを取り戻していって欲しいと、個人的には願っています。
それは、大人のバレエも同じです。
品と知的さ、思いやり。
これがあれば、バレエは成長できるのです。
私もあなたも、今年も新たに様々なことを学ぶでしょう。
それは、とても幸運であることを忘れずにいたいものですね。
そして、その「幸運」は、自分で掴みにいくものだということも。