日常にはない動かし方を覚える:バレエならではの身体操作

2022-4-25

日常生活で多く登場する動かし方のアレンジが必要なバレエ動作もあれば、日常ではほとんど行わないオペレーションの場合もあります。

それらは、“バレエならでは“になりますので、「バレエ特性」としての動かし方になります。

ルティレやクドゥピエに関わるボディマニュピレーションについて解説します。

原因と対策法を教えて!

あなたに質問、この3つの動作に共通することは?

  • ルティレ(パッセ)
  • クドゥピエ(クペ)
  • アティテュード

3つとも膝を曲げた状態で、つま先と足首を伸ばします。

この3つの動作を「通過するバレエ動作」を含めると、たくさんのステップが該当します。

バーレッスンで登場するもの

  • バットマンフォンデュ
  • バットマンフラッペ
  • プティバットマン
  • ロンドゥジャンブアンレール
  • ディベロッペ

センターレッスンで登場するもの

  • ピルエット アンディオール・アンデダーン
  • ピケアンデダーン、ピケアンディオール
  • パデシャ
  • グランパデシャ(ソドシャ) など

膝の曲げ伸ばしを伴う動きは、とてもたくさんあります。

参考アテールでの膝屈曲〜プリエと膝曲げ〜

実は、「慣れた動き」ではないんです

膝を曲げた状態でつま先や足首を伸ばす。

この動き、実は、日常生活ではほとんどありません。

膝や足首、つま先を同時に伸ばす動きというのは、バレエ以外でもあります。

1ミリでも高く跳びたい、1ミリでも前に進みたいといった場合、正常な運動連鎖が行われれば、膝や足首、つま先が伸びる方向に働きます。

ところが、膝を曲げた状態で足首や膝を伸ばす動きは、ないと言ってもいいほどです。

つま先や足首が伸びない原因だった!

要するに、日常で[膝を曲げた状態で、足首やつま先を伸ばす]ことがないということは、そのデータが頭にも体にもない。

習慣もないということ。

バレエレッスンだけで身につけようとしても、回数自体が圧倒的に足りません。

ということで、膝を曲げた状態でも足首やつま先を伸ばすことを身につける最大のポイントは【回数をこなす】こと。

でも、レッスンだけでは足りない!

どうしたらいいでしょう…

効率良い習慣化の方法、教えます!

【膝を曲げる+足首とつま先を伸ばす】

この動きの習慣をあなたの頭と体に染み込ませることが重要です。

必ずしも、バレエそのものの形を取る必要はありません。

これが【体に馴染ませる】ということ。

一生にやってみましょう。

  • その場で行進
    ↪︎膝を曲げて上げる
  • 足首とつま先を【バレエ仕様】で伸ばす

“膝が曲がっている状況で、足首やつま先を伸ばす“というバレエ動作ができるようにするための馴染ませです。

なんとなく、足首がフレックスじゃないからOKではなく「バレエレッスンで、足首とつま先が伸びている」というところまで、しっかり伸ばしましょう。

まとめ

膝を曲げて、足首やつま先を伸ばす。

日常にはない動きをマスターしましょう!

まとめます。

  • “膝を曲げた状態で、足首やつま先を伸ばす“ バレエの特性的な動きです。
  • 日常にない動きなので、回数を行い、動きを体に馴染ませる必要があります。
  • その場での行進で、バレエに必要な動きを体に馴染ませましょう。

参考

体の上部から引き上げる、大人の要「肩甲骨」

脚を回すルール、知らないとガニ股に

あなたにクエスチョン♪

日常にない動きとは、膝を曲げる+??

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