キレイな足に見せるためのバレエシューズ選び必見。おニャーさん視点によるバレエシューズの選び方の一例(フラットシューズ)をご紹介します。
上手に付き合う
バレエシューズに限った話でもありませんが、ダンサーの意見をそのまま受け取ってしまったり、子供を対象にしたチョイスと全く同じだと、大人にとっては支障が出ます。
□職業ダンサー・教師に合うもの
□子供に合うもの
□大人(趣味)に合うもの
それぞれ違います。
シューズに要求することしないこと
トウシューズに比べて、バレエシューズにこだわりを持たない人が多いようです。大人の場合、圧倒的にバレエシューズでのレッスンがメインになります。
バレエシューズについて、整理しておきましょう。
シューズが足を強くしてくれるのでも
シューズが甲を高くしてくれるのでも
シューズが足指を伸ばしてくれる訳ではありません。
それは、あなたがすることです。
一方で、「サイズさえ合えばなんでもいい」と思っていると、あなたにとって「害」となるシューズを選んでしまうことも。それだけは、避けましょう。
「今」を選ぶことが「未来」へつながる
今のあなたの足が美しく見えるシューズを選ぶことが大切です。なぜなら、今以上の癖がついてしまうことを防げるからです。
例えば、つま先や甲が美しく見えるシューズなら、伸ばそうとして足指を丸めてしまうことを防げます。
シューズは【そのもの・事実】を表してくれるわけではありません。実際よりも、つま先や甲が伸びていないように見せてしまったり、カマアシのように見せてしまったり、内足に見せてしまうものもあります。
それは、シューズが悪いのではなく、あなたの足に合っていないということ。悪い癖をつけないためにも、適切なシューズを選びましょう。
大人に知って欲しいシューズ選び
サイズや足幅などの選び方は、たくさんの情報やフィッターさんにお任せするとして、もうちょっとコアなことをお伝えしましょう。
VカットよりUカット
Vカットは足を美しく見せてくれます。一方で、大人の場合「カマアシ」に見えやすい形です。シューズを履いただけのフォルムだけでなく、”動いたときにどう見えるか” もイメージしてみましょう。
ヴァンプは深すぎないものを
足指の長さは人それぞれですが、ヴァンプは深すぎないものを選びましょう。できれば、少し浅めの方がいいです。ヴァンプが深いシューズを履いていると足指を丸めやすくなります。
サイドは浅め
輸入バレエシューズは、サイドが深いものが多いので注意しましょう。「縫う」などのひと手間かけることで、調整することは可能です。サイドが深いと甲が潜ってしまい “開いた足” に見えにくくなります。最悪なのは、内足を鏡で見慣れてしまい、平気になってしまうこと。その前にチェックしましょう。
ソールに迷ったら
ソールに迷ったら、ソール自体が大きくないものの方をおすすめします。シューズの裏を観察してみましょう。また、スプリットソールとフルソール、それぞれにメリットはありますが、ここでは割愛させていただきます。(機会があれば別の記事で紹介できれば)
大手メーカーのバレエシューズ
サンシャ
長く、有名ダンサー愛用品として知られるサンシャ。足幅広目が好きな方には、特にオススメ。足が薄い人は、加工をしないと足が靴に”潜ってしまう”可能性があります。
ブロック
こちらもサンシャと並び定番として長く愛されているシューズです。いろいろな型がありますが、足幅が狭い人でも比較的合いやすいシューズが揃っています。
グリシコ
足の形に合えば足がキレイに見えるシューズです。Vカットが深いものは、大人にとってはキレイに見えにくいので、選ぶときには注意が必要です。
チャコット
国産メーカーの大手です。生地が比較的厚めなのかな?という印象です。在庫が安定していることは、やはり魅力のひとつです。
あなたに合うものを選ぼう
バレエシューズ。つま先の伸ばしやすさにこだわる人は多いですが【いかにキレイに見えるか】にこだわりを持っている人は少ない様子。シューズの型によっては鎌足じゃなくても内足じゃなくてもそう見えてしまう場合があります💦それが平気になると美的感覚もバレエから遠ざかる事に😵こだわりたい事✨
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) October 4, 2021
先生の足はよく訓練されています。すでに、強さも・しなやかさも・感覚も身についた足です。先生が履いているシューズがあなたに合うとは限りません。
シューズがあなたの上達を阻害することがないよう、自分に合ったシューズ選びをしましょう!