バレリーナから学ぼう!ターンのコツをおニャーさんが伝授

憧れのバレリーナから、バレエを学びましょう!

この記事では、アティテュード・ターンを取り上げますが、ピルエットでも共通です。ぜひ、参考にしてください。

この記事のお手本

マリアネラ・ヌニェス「ドン・キホーテ」

時間よ止まれ

回転で大切なこと。それは、なんと言っても「時間を止める」こと。マリアネラの回転には、観客が息を飲むような魅力があります。

ポイントは、回転が崩れる直前まで立ち続けること。立つこと、回ることに関しては意識していても、いつまで立つかについては、意外と忘れがちです。

いつもより、1秒・2秒、長く立ってみる。ちょっとだけガマンが必要ですが、回転だけでなくフィニッシュも美しく仕上がります。

形が崩れない

マリアネラは、一度アティテュードに立ったら、回り終えるまで、形が一切崩れません。美しい形をできるだけ長く保とうとしています。

アティテュードやルティレに立ったら、すぐ形が崩れていませんか?

特に、大人に多いのが息を吐きながら回ることで形が崩れてしまうこと。バレエに対応した「吐く」は、日常生活での「吐く」とは違います。

まずは、回転が始まったら軽く息を止めてみる、あるいは、息を吸いながら回る。これをやってみましょう。形が崩れにくく、身体が落ちにくくなります。

頭の高さ

右足を踏み込んだ時、その後のアティテュードとほとんど頭の高さが変わらないことに注目しましょう。これは、踏み込んだ際の頭の高さが、いかに高いかを意味しています。

動作前のプリエは闇雲に深くしない方がいいでしょう。圧やパワーが抜けやすく、動作を行うときには“ガス欠“状態になってしまいがちだからです。

「しっかりプリエして!踏んで!」とは、深さを指摘しているとは限りません。大事なのは、そのプリエが「身体に効いているか」です。

マリアネラのドンキを見よう!

全てを可能にするマリアネラの胴体

マリアネラの胴体は、他のダンサーと比較しても、かなり強いパワーを持っています。パワフルに維持できるからこそ、ゆとりのある、伸びやかな動きが可能になるのです。

それは、脇腹部分の衣装にシワが寄らないことや、お腹がベコベコと動いて呼吸をしていないことからもわかります。

強い体幹があってこそ、時間を止め、形をキープし、高い位置での踏み込みが実現するのです。

JBPバレエWS「体を効かせて バレエを変える」

回転では特に重要となる体幹の強さ、維持力をつけましょう!

バレエでマストなのは、動かずにじっとしていることではなく、腕や脚の動きを受け止められる体幹です。

まとめ

バレエレッスンで取り入れられるアティテュードターンのコツは、マリアネラのような体幹の強さがあってこそ際立ちます。

動画をよく見てイメージを作り、レッスンで役立てましょう。

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