首が頭をどのように支えるかは、見た目だけでなく、回転などテクニックにも大きな影響を与えます。この記事では、正しい保ち方について、わかりやすく解説します。
基礎知識
頭(アタマ)
成人で約4〜6kgあると言われています。5kgの米袋が首の上に乗っているところを想像してみましょう。
首(クビ)
重い頭を支えているのは、首です。首の骨のことを「頸椎(けいつい)」と言います。
ここを意識しよう
「首」というと、筒状のイメージが強いですが、バレエでは「首の後ろ」への意識が重要です。常に、首の後ろをまっすぐに立てることで、バレリーナ独特な長い首を演出します。また、回転やジャンプにおいては、頭のブレを極限まで減らし、平衡感覚を保つという役割を果たしています。
位置をとってみよう!
頭が傾げてしまうと、途端に、素人っぽくなってしまいます。まず、首の後ろを【まっすぐ】に立てましょう。その上で、首の後ろの長さを保ったまま、頭を傾けます。これが、正しい頭の動かし方です。首の後ろが短くなっていないか、シワが寄っていないかが、目安です。凛とした美しさを持ちましょう🌹
— 大人のバレエ上達 JBPおニャーさん (@junkotomono) August 6, 2021
首の位置がとれて、頭を正しく支えることができれば、ツイートのようなことは起きません。
・首の後ろが短くなる、シワが寄ってしまう
・頭を傾げてしまう、など。
手順に沿って、やってみましょう。
STEP1:首上部のマーク
首上部をマークします。頭のすぐ下になります。・
STEP2:首下部のマーク
首下部をマークします。両肩を結ぶ横方向の線を引いたときの中心を目安にします。(首、後面)
STEP3:ポジショニング
首上部と下部のマークを縦一列に揃えます。側方(横)から見て確認しましょう。
MEMO
それぞれを指でマークすることで、わかりやすくなります。可能であれば、写真をとってもらい、客観的に観察すると、さらに良いです。
まとめ
・自分で「自然」だと感じる位置は、首上部・頭が前に突き出た状態です。
・体感ではなく、実際の位置をとりましょう。
動きの中での頭の動かし方、動きのコツ
WS情報:移動する動きの”コツ”【 動きの大原則 】 #ヘッド #足の着き方
休憩時間に1回だけ、首の位置チェックしてみましょう!