”首が前に出る” 位置をとって猫背解消 3ステップ|大人のバレエ上達

首頭アイキャッチ

首が頭をどのように支えるかは、見た目だけでなく、回転などテクニックにも大きな影響を与えます。この記事では、正しい保ち方について、わかりやすく解説します。

 

基礎知識

頭(アタマ)
成人で約4〜6kgあると言われています。5kgの米袋が首の上に乗っているところを想像してみましょう。

首(クビ)
重い頭を支えているのは、首です。首の骨のことを「頸椎(けいつい)」と言います。

 

ここを意識しよう

「首」というと、筒状のイメージが強いですが、バレエでは「首の後ろ」への意識が重要です。常に、首の後ろをまっすぐに立てることで、バレリーナ独特な長い首を演出します。また、回転やジャンプにおいては、頭のブレを極限まで減らし、平衡感覚を保つという役割を果たしています。

 

位置をとってみよう!

首の位置がとれて、頭を正しく支えることができれば、ツイートのようなことは起きません。

・首の後ろが短くなる、シワが寄ってしまう
・頭を傾げてしまう、など。

手順に沿って、やってみましょう。

 

STEP1:首上部のマーク

首頭1

首上部をマークします。頭のすぐ下になります。・

 

STEP2:首下部のマーク

首頭2

首下部をマークします。両肩を結ぶ横方向の線を引いたときの中心を目安にします。(首、後面)

 

STEP3:ポジショニング

首頭3

首上部と下部のマークを縦一列に揃えます。側方(横)から見て確認しましょう。

MEMO
それぞれを指でマークすることで、わかりやすくなります。可能であれば、写真をとってもらい、客観的に観察すると、さらに良いです。

 

まとめ
・自分で「自然」だと感じる位置は、首上部・頭が前に突き出た状態です。
・体感ではなく、実際の位置をとりましょう。



Prologue step♪
休憩時間に1回だけ、首の位置チェックしてみましょう!

 

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