思い通りに体を動かしたいならば、思い通りに動く体が必須アイテム。
それらは、機能面だけでなくボディデザインにも関わってきます。
この記事では、特に大人に目を向けてほしい3つのパーツについてお話しします。
“大人のポイント3つのパーツ”について教えて!
今日、大人なあなたに注目してほしい体のパーツはこちら。
- おしり
- 腕
- 裏腿
この3つのパーツに共通していることは何でしょう?
大人のあなたに「気にして欲しい」
「バレエではああだから、こうだから。ここを使うらしい」
あなたがそう思うのも無理はありませんが、上達を目指すなら今からお伝えすることから逃げないで欲しいのです。
それは、「バレエではこう体を動かす」という前に「それができる状態」にしておく必要があるということ。
これは、専門家ほど重視する項目です。
バレエの体の動かし方を実践するために、大人のキーとなるのが先ほどの3つのパーツ。
あなたの目がこの3つのパーツにいくように、ここでは共通点を整理してみましょう。
大事な内容ですよ!
背中をきかせられるか“鍵”を握る
- 背中の緊張を持つ、保つ
- 背中を使う
- 背中を張る
とてもわかりやすい例を紹介しましょう。
エクササイズや筋トレなどをして筋肉はついているけれど、実際のバレエレッスンになると背面の感覚がない、背中を活動させることができない。
実際のレッスンは「立位」で行われます。
立位の場合、裏腿やおしりが働いていることが背中が活動する「前提条件」です。
それがないと、実際のレッスンで活用することができません。
要するに、裏腿とおしりは「正しく立つ・動く土台」となっているのです。
正しい骨盤ポジションが取れない、膝が伸びないなどの原因にもなってるよ。
大人の場合、使いすぎというのは、まずあり得ないエリア。全ての大人に取り組んでほしいのが裏腿とおしりなんだ。
ボディデザイン的に目立つ
年齢とともに引き締まり度が落ち、目に見えて老化が見えてしまうパーツ。
- 特に、二の腕の振袖
- 特に、下がったおしり
- 特に、たるんだ太腿
目を背けたい気持ちは痛いほどわかります。
けれども、バレエをやる以上、少しでも引き締めたいという意識は欲しいところ。
慣れるとだんだん平気になってしまい、改善に多くの時間と労力がかかってしまいます。
その前に、しっかり引き締めておきましょう!
腕と共に体も落ちる
二の腕がタルタル。
腕はあなたが思うよりもずっとずっと、影響があるパーツです。
体の中でもかなりの長さを占める腕。
二の腕がタルタルで活動できないということは、腕が落ちているということ。
腕が落ちるということは、体が落ちていることを表しています。
パーツの重さをしっかり支えることで、体が落ちることを防ぎ、引き上げやすい体にすることができます。
体感がない・薄い
おしり・裏腿・二の腕は「体感がない・薄い」ケースが多いという共通点を持っています。
その最大の難点は、“気にかけない・意識しない・目を向けなくなってしまう”ことにあります。
体感がないと無意識に、ないものとして処理しがち。
ない感覚をつけるには、体感が生まれるまで活動させることが必要です。
一時的には大変かもしれないけれど、体感がつくレベルまで体を活動させよう!
参考
体感と体の感受性をつける:理由とその方法意識してみよう
今回は、裏腿を意識することに取り組んでみましょう。
ここで大切なのは、「できる・できない」ではなく、「裏腿という存在を気にかける」こと。
レッスンでの効果を高めるためにも、下準備しておきましょう。
詳しくはこちら
裏腿を柔軟にするストレッチの仕方地面から坐骨(おしりの骨)を遠ざける意識を普段の生活から持ちましょう。
- 信号待ち、エレベーター待ちで
- コンビニやスーパーのレジ待ちで
- 電車やバスの中で
- バレエレッスンで
最初は短い時間から、そしてだんだん長く、揺れたり不安定な所でも。
意気込まず「ついでにやってみよう」で続けてみましょう。
まとめ
大人に目を向けてほしい3つのパーツ。
まとめましょう。
- おしり、裏腿、腕の活動は、バレエの体の動かし方をするための「前提」です。
- 背中が使えるようになります。
- ボディデザインが良くなります。
- 筋肉が活動できる長さを確保しましょう。
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