正しい腕の運びは、雰囲気にまで影響する:バレエのアームス

2022/08/31

視線が集まりやすい「上半身」

バレエは、ポジションを正しく理解し、正しい腕の運びをすると、大変美しい上半身が作れるようにできています。

この記事では、正しい腕の運びに必要なことやメリット、準備しておきたいことについて、わかりやすく解説します。

2022年10月発表発表2
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“正しい腕の運び“について教えて!

バレエポジションは、とても機能的に構築されています。

ただし、それは“見よう見まね“ではなく、バレエポジションがどうあるべきかを押さえている場合。

腕や手は、脚や足と比べると、動かしやすいはずです。

日常生活で細かい操作をしているのは、腕や手。

だかこそ、その人自身の動かし方の癖が取れにくく、新たな情報が入りにくい。

動かしやすいけど、思い通りにいかない。

それが腕や手の特徴です。

バレエではなく、お遊戯会っぽくなってしまう原因の多くを占めています。

つまり、ここを攻略すれば、あなたの「バレエ度」がグッと上がるということなんです。

慣れるまでは、むしろ見よう見まねが大切。

問題は、慣れてきたのにそのままになっていること。

次の段階へ、ステップアップしよう!

絶対に忘れたくない「バレエらしく」

正しい腕の運びに必要なこと。

これらが1つでも抜けると、バレエらしさがなくなってしまうので注意!

  • A:腕の付け根が“クルクル“と回る事で腕が動く。
  • B:胸は常に外側へ広げる。
  • C:肩と腕が適切な高さ・位置である。

Aについて

➡︎腕を動かす際に、肩甲骨ごとガバガバと動いてはいけません。

➡︎正しい動かし方をすることで、体幹が腕によって振り回され、ブレることがなくなります。

Bについて

➡︎デコルテを広く、美しく見せることができます。

➡︎常に、体が引き上がった状態を保持することができます。

➡︎堂々とした立ち振る舞いになり、存在感が増します。

Cについて

➡︎腕の付け根を満遍なく動かすために必須です。

➡︎正しいバレエポジション、正しい機能発揮するために必要です。

正しい高さには、肩の体つくりが必須

20220907-19 体作りのワークショップ ”背中と三角筋”

機能だけでなく、見た目やその人の雰囲気にまで影響が及ぶことがわかるね。

あなたが手にする、こんないいこと

正しい腕の運びによって得られるメリットを整理しましょう。

目的や目標になるだけでなく、あなたが正しいテクニックへの道のりにいるかの目安になります。

  • バランスが安定する、動きが安定する。
  • 雑に見える動き、余計な動きを減らせる。
  • 丁寧な動きに変わる。
  • 余計な体力を消耗せずに済む。(振り回された時に、立て直すための体力など)
  • その人自身の「良いところ」が誇張される。

「違ったかも!」と思ったら、修正すればいいんだよ!

慌てたり、がっかりする必要はないんだ。

準備をしよう

正しい腕の運びをするための準備をしましょう。

腕の付け根を動かす練習です。

  1. 肘を曲げ、肩に指先をつける。
  2. そのまま、腕を大きく回す【肘を前から後ろへ】

ポイントは、肘の向きが「正面と後ろ」をしっかり通ること。

慣れてきたら、腕を回す際に、胸が突き出たり、お腹が動かないように“胴体の形をキープ“しましょう。

まとめ

正しい腕の運び、ポジション。

たくさんのメリットがありました。

まとめます。

  • 上半身は、人の視線が集中しやすいことを、改めて、認識しましょう。
  • 正しい腕の運びは、技術的・機能的に重要なだけでなく、見た目や雰囲気にまで影響します。
  • 正しい動きをするための可動を準備しましょう。

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ファーストステップ♪

今日中に「準備」を5回やってみよう!

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