スパイラルな引き上げ:体は長く高く

2022/06/12ー2

床屋さんの看板のように、ソフトクリームのように、螺旋状に引き上げる。

ピルエットやアンディオールでも例えられるこの表現。

何を伝えたいのか、何をしたらいいのか。

一緒に体験してみましょう♪

7月発表してます

“螺旋状に引き上げる“体験方法を教えて!

看板やソフトクリームのように“螺旋状に“引き上げるという指示には、体の高さが大きく関与しています。

美しい所作の秘密がこの言葉に込められているのです。

‘螺旋=回旋‘の捉え方について、解説します。

アラベスクやポーズなどに転用してみましょう。

例題1

床と平行に体を捻ってみましょう。

瓶の蓋を開けるように捻ります。

試してみよう

  1. 頭の上に手を乗せる
  2. そのまま体を捻る

手を押さずに、そのまま体を捻ります。

肩や骨盤は、床と水平なまま動かしましょう。

肩や骨盤を平行にしたまま捻ることを覚える「初期」や「修正時期」に必要な発想だよ。

例題2

肩や骨盤を平行にしたまま捻ることがわかったら、体を上げながら捻りを加えてみましょう。

体が上がるので可動が広がります。

さらに、体が長く伸びていくので、非常に美しいラインを描くことができます。

試してみよう

  1. 頭の上に手を乗せる
  2. 手を押し上げながら、体を捻る

体を上げることをプラスすると、肩や骨盤の水平が崩れやすいから注意しよう!

看板とソフトクリームが必要な理由

ポジションが正しいのだから“例題1の方法でじゅうぶん!“と思うかもしれません。

肩や骨盤の水平ができるようになったら、例題2へ進んだ方が良い理由は何でしょう?

例題1では、実際に体は下がってはいませんが、上がってもいません。

これをそのままバレエに持ち込むと、気をつけていても実際には、体が下がりやすいのです。

例題2のように「上げながら捻る」を入れることで、「体の高さを保持」もしくは「より高くする」ことが可能になります。

まとめ

床屋さんの看板やソフトクリームのような引き上げ方。

まとめます。

  • 肩と骨盤を水平に保ったまま、捻りを加えましょう。
  • 時期によって【適切】が変わることを認識しましょう。

実践編:詳しい内容はWSで

  • スパイラルの入れ方
  • 背中を基準にした動かし方
  • バレエ動作につなげる

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ファーストステップ♪

2つの捻り方を試してみよう!

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