ターンアウトはガニ股ではない:2つのポイント

ターンアウトのスタートラインに立つために!

必要な知識と、明確な回答を得ましょう。

受付:4/14(金) 12:00スタート‼︎

ターンアウトの前提

ターンアウトは、ガニ股のことではありません。

ただ、脚を回して、膝とつま先を外に向けているのではないのです。

脚を外向きにする際に前提として意識したいことがあります。

  • 膝とつま先の位置関係を正しく取る「0ポジション」
  • 拮抗する力を両立させる

特に私たちは、[閉じる・寄せる]という機能が不足している傾向にあります。(*)

ここに関しては、意識的に取り入れることが、正しいターンアウト習得には必須です。

おニャーさん
おニャーさん

*:大人だから、ということではないんだ。文化的に、生活習慣的に、骨格的に、というところかな。

どこから回す?

ところで、この言葉。

どの位置を指しているのでしょう?

  • 脚を回す
  • 太腿を回す
  • 脚の付け根から回す

とても多い誤解は、これらターンアウトを鼠蹊部で行おうとしていること。

脚の付け根と言っても、実は “折れ曲がるところ” ではありません。

鼠蹊部から脚を回そうとすることは、ガニ股の原因になります。

情報をアップデートしておきましょう。

拮抗:入門編

拮抗する力の同居、入門編です。

まず、つま先の膝の正しい位置関係を作っておきます。(*1)

上の図の[ターンアウトライン(茶色の線)]から上は、正中線に向かってしっかりと寄せます。(*2)

鼠蹊部からターンアウトラインまでのエリアで、紙を挟めるように!

ここまでできたら、ターンアウトラインから下を外向きに回します。

ただし、膝とつま先の関係は継続。

つまり、「膝とつま先の正しい関係を取ったら、ギブスをはめて、グラグラと動かないようにする」ことが必要です。

おニャーさん
おニャーさん

*1:膝とつま先の0ポジション…WS前半で登場しています。

*2:WS参加者は、寄せるからさらに発展させた方法で。

まとめ

ガニ股ではない、ターンアウトをしましょう!

動作脚のアンディオールの構造と股関節の動かし方については、こちらで取り上げます。

ここをやらないと[絶対にアンディオールにならないよ]という事実とその対策をお伝えします。

アンディオールに悩んでいる方、脚が回らない方にオススメです。

参考

20230509-11 【動かす脚のアンディオール】/アラセゴン/アラベスク/股関節伸展

ここまでをまとめます。

  • 膝とつま先の関係や拮抗する力関係は、ターンアウトの前提になります。
  • 脚を回す位置を正しく覚えましょう。

ファーストステップ♪

次のレッスンまでに確認しておこう!

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