バレエの代表的なポーズ、アラベスク。
弧を描く美しい背中のラインは、バレエを習っているなら憧れの対象です。
実際に何をしたら、憧れの背中に近づけるのか。
具体的な意識の持ち方とアクションについてを解説します。
あなたのアラベスクをワンランクアップさせましょう!
大人が持ちたい3つの意識
結論から言いましょう。
[背中が弓形・背中を立てる・背中を起こす]確かにそうです。
ただ、それだけを思っても、大人の背中はなかなか動いてくれません。
この言葉を形にするために意識したい3つのポイントはコチラ。
- 胸、特に鎖骨下
- 肩甲骨下の横ライン
- 肩甲骨の角度
①と②の場所の補足をしましょう。
①鎖骨から手のひら一枚分のエリアを意識↓
②肩甲骨の一番下の高さに横にラインを引いたところ↓
場所は大丈夫ですね?
では、[背中が弓形・背中を立てる・背中を起こす]を実際の形にするために、大人のあなたが起こす具体的なアクションについてお話ししましょう!
順序が大切 ホップ・ステップ・ジャンプ!
今回は、この手順が大事になります。
飛ばさず、順を追ってやってみましょう。
とはいえ、①が完璧にできないと次に進んでいけないわけではありません。
どれが苦手なのかを把握するために、手順通り一巡し、その後、苦手な項目やクオリティアップの体作りなどに取り組んでみましょう。
①ホップ!
▶︎胸・鎖骨下を進行方向に見せる(床向きではない)
②ステップ!
▶︎肩甲骨下の横ラインを前に押し出す
③ジャンプ!
▶︎肩甲骨を床に対し、垂直方向に立てようとする力を働かせる
①②③を意識するとき、実際には背骨、特に胸椎がとてもよく働きます。
従って、胸椎の動きが出ないと、動かしたくても体が動かない、という状況に陥ります。
まず、しっかり立つ事、体を伸ばして背骨が動きやすい状況を作りましょう。
まとめ
弧を描くアラベスクの背中。
大人の体が実際に形を作るために意識したいことは、背骨以外にありました。
JBPでは、胸椎の可動を促し、アラベスクの上半身を作るWSを1月に行います。
上半身をしっかり動かすことで、引き締まった体とアラベスクの背中や胸の作り方を覚えます。
ここまでをまとめましょう。
- 弧を描くアラベスクの背中、大人の場合は[胸、肩甲骨下のライン、肩甲骨の角度]に着目しましょう。
- 手順通りやってみて、何が苦手かを知りましょう。
- 胸椎の動きを出しましょう、鳩尾や上半身の動かし方がポイントです。
ファーストステップ♪
次のレッスンまでに「①ホップ」を確認しておこう♪