まっすぐなルルヴェに必要なのは、第一にこれです

2022/09/04

アテールか、ルルヴェか、ジャンプか。

バレエ動作は、いずれかに当てはまります。

この記事で取り上げるのは「ルルヴェ」、あなたも一緒に整理しましょう。

2022年10月発表発表2
もう、チェックはした?

“まっすぐなルルヴェ“について教えて!

両足のルルヴェもあれば、片足のルルヴェもあります。

ピケのように、入りはピケで“ルルヴェ状態“という動作もあります。

1番のルルヴェやススといったシンプルな動作だけでなく、

ピルエットなどの回転や、ピケアラベスク、長いバランス、アダジオからアレグロ、グランワルツ(アレグロ)まで

その影響は多岐に渡ります。

ジャンプのコンビネーションでも、ピケやルルヴェが組み合わされることがあるね!

心当たりは、ありませんか?

まっすぐなルルヴェができない場合に、悪影響が出やすい動作。

  • ルルヴェに関連する動作で、バランスが取れない。
  • 静止、ポーズが出来ず、流れてしまう。
  • カマアシになってしまう、外側に乗ってしまう。
  • ピルエットなどで回転軸が曲がる・歪む。
  • ピケなど「進む+ルルヴェ状態」で進めない&行方不明になりやすい。
  • ケガをしやすい、足首がグラグラしやすい。

まっすぐなルルヴェができない場合に、悪影響が出やすいボディデザインやポジション。

  • A:アンディオールできない。
  • B:太腿が太くなりやすい、外腿がバツバツに硬直しやすい。
  • C:ウエスト周りがたるみやすい。

A:付け根が引ける、頭が突き出る、おしりが出る、骨盤前傾、膝が曲がる・緩む など

B:体重を含む重さは外側に流れる。脚に重さが寄りかかるために起こる。

C:背中やお腹が入る・引き締まる体のポジションが取れない。

例えば回転などで「バランスが取れない、止まれない、回れない」からと、闇雲に練習しなくても、原因がルルヴェにあるとわかれば、的確な対策を打つことができます。

こんな“いいこと“があります!

まっすぐなルルヴェにすることで、得られるいいこと。

  • まっすぐ立つ、正しい姿勢、体やバランスが安定する。
  • 特に「回転系」において「回転軸」を正しく取れるようになる、安定する。
  • アンディオールが入ることで、強く、長い脚を作ることができる。

まずは、ここ!

まっすぐなルルヴェをするには「まっすぐなルルヴェができるだけの可動域」が必要です。

この可動域が足りないと、足指が丸まりやすくなります。

可動域なくして正しく動かすことはできませんので、しっかりと確保しましょう。

ルルヴェに欲しい可動域は、足指が伸びたまま、足指の付け根を曲げられることです。

⬇︎この記事の【足指スプリット】をやってみましょう。

2022-4-27 足 “足指・足裏・甲“ 大人のためのバレエフット改造

ルルヴェの可動で必要なのは、足指を手前に引く方になります。

足指スプリットをする際、意識的にしっかり引くようにしましょう。

また、このとき足指が曲がってこないように気をつけましょう。

まとめ

まっすぐなルルヴェは、バレエテクニックには必須。

この基本が、さまざまな動作へと応用されます。

まとめましょう。

  • さまざまな動作に波及することを認知しましょう。
  • ケガをしないためにも、できるだけ早くまっすぐなルルヴェを身につけましょう。
  • まっすぐなルルヴェをするために必要な可動域を確保しましょう。

続きはWS!

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