11月ワークショップ発表!

同じ内容で、それぞれが得るもの

JBPプログラムの特徴の1つに、「全てのレベルの人が同じ内容に取り組む」ということがあります。

・大人からはじめて、1~2年の人も
・大人からはじめて、20年以上の人も
・子供の頃にやっていて、大人になって再開した人も
・教師や職業ダンサーも
・バレエ以外のダンサーや教師も

すべて、同じ1クラス、同じ内容です。

大人からはじめたから、子供の頃にやっていたから、教師だから、というレベル分けはありません。

その方が良い理由があるからです。

ここでは、2グループに分けてみましょう。
バレエ歴、ではなく、このように分けてみます。

①ポジションや要素、ステップの習得に取り組んでいる。
②ポジションやステップなどは、一通り出来ている。

もう少し解説をすると、①の場合、5番ポジションを取ることを頑張っている、アンディオールをすることに頑張っている、ステップを出来る様に頑張っている、など、「バレエ形式」を身につける為に頑張っている状況。

②の場合は、ほぼ無意識でも5番を取ることができる、一通りのステップもできるし、それらが、いわゆる「バレエレッスンで認定される」という段階まで来ている状況で、自分の能力を現状よりも高めたり、より、クオリティの高い技術を身につける為に頑張っている状況。

あなたは、どちらでしょう?

さて、①の人と、②の人。

どうして、同じ1クラス、同じ内容でいいのでしょう。

JBPでは、各プログラムテーマを掲げて取り組んでいます。

全部通して受講すると、トータルで得られるものがありますが、座学だけ、身体作りだけ、最初のfase1だけ、という受講もできるように、あえて区切っています。

テーマに沿って、バレエに取り組む際に、受講生が無意識でも得られることは、こんなことです。

①の場合。

まず、「バレエ形式の獲得」が目標ですね?
アンディオールや引き上げ、つま先、ポジション、ステップの習得は、すべて「バレエ形式の獲得」のために必要なことだから行ってます。

このとき、今の状況で不足している身体の機能だったり、方法だったり、考え方などを知って試す、補充する、新しいデータを体と頭に入れる、こうしたことがメイン作業になります。

適応した取扱説明書を手に入れるようなものです。
「適応した」というのがポイント。

同じ取扱説明書でも、掃除機を使うのに、テレビの取扱説明書を持っていても、これは使えませんね?

あなたも、もしかしたら取扱説明書を持っているのかも知れませんが、掃除機を使うのに、テレビや電話の取扱説明書を持ってしまっているのかも知れません。

①の人で、もう1つ知っておいた方がいいことがあります。
取扱説明書をすぐに役立てることができる人というのは、「取扱説明書を読むことができ、理解でき、掃除機の操作ができる」ということになります。

もし、これがすぐにできない場合(例えば、取扱説明書を読むことができない(専門用語がわからない)とか、理解することができないなど)、
こちらの対処が先になりますが、

その場合でも、「この先で取扱説明書を読むために、今、対処している」ということを知っておく、つまり、”これから辿り着くゴール”を知っていることは、時間の節約に繋がります。

同じ①の人、同じ内容を学んでいても、そのときの目的が違うこともあるし、内容によって、どちらかを行き来します。

それでも、まずは「取扱説明書」を手に入れて、理解し、掃除機を操作して動かし、「掃除することができる」ということが、大きなテーマであることには、違いありません。

さて、②の人はどうでしょう。

②の人は、掃除機を使って、部屋を掃除することはできます。
「掃除して!」と言われたら、無意識にでも、掃除機を出してきて、掃除することはできる。

ただし、実は①の人と同じように「取扱説明書」は持っていません。

どうなるでしょう?

掃除はできます。
ただし、こんなことが起きています。

取扱説明書には、その掃除機をどうやって使うことで、効率よく掃除ができるのか、その掃除機の性能を使いこなすことができるのか?が書かれています。

・押すだけでなく、引くことでゴミがよく吸い取れますよ、とか
・狭いところは、アタッチメントをつけるとよくとれますよ、とか
・パワーの強弱を使い分けることで、使いやすくなるし節約にもなりますよ、とか
・ゴミがたまったら、紙パックなり、ゴミが入るところを外して捨ててくださいね、とか
・フィルターを綺麗にしておくと、よく吸い取りますよ、とか

本来、取扱説明書をしっかり読んで、それらを実行できれば、その手持ちの掃除機をフル活用することができるはずです。

でも、今、そこまで達成してません。

どうしてでしょう?

②の人がこれまで学んできたバレエというのは、取扱説明書を読んで、掃除機を動かすのではなく、

掃除と言われたら

掃除機を出す

電源を入れて、スイッチオン

ゴミが無くなったら、スイッチを消し、掃除機を片付ける

この状態をひたすらやってきた状態なので、掃除機自体は動かすことができますが、取扱説明書を手に入れて、しっかり読むことで得られる恩恵、例えば

・アタッチメントを上手に活用すると、いろんなところが綺麗になる
・フィルターを掃除しておくと、吸引力が保てる
・パワーの強弱を使い分けると、電気代の節約になる

などなど、その掃除機の性能を活用しきれていません。

もったいない話でしょ?

超高級、ハイスペックな掃除機を買ったとしても、ただ、電源を入れるだけじゃ、掃除はできるでしょうけれど、性能を活用することはできませんよね。

性能を活かす、時間やお金の節約をする、効率よく使うのであれば、①の人と同じ取扱説明書が必要なんです。

なんとなく、イメージはついたかな?

JBPプログラムのテーマは、取扱説明書にあたる部分。

だから、オールレベル1クラスでいいし、そのほうが、受講者同士でもいろんなパターンを見ることができていいんです。

特にバーレッスンは、他の人がどうやっているか、じっくり見る機会もあまり無いですしね。

取扱説明書を手に入れている時点で、なにか補充した方が効率がよければ、それらを組み合わせる。
例えば、身体作りですね。

そうすることで、取扱説明書を理解するための材料を揃えておく。

ここが、通常のバレエレッスンや、バレエセミナー、バレエワークショップと違うところ。

□他のバレエレッスンでは
□他のバレエセミナーでは
□他のバレエワークショップでは

・このメーカーこの型の説明をしてくれるけど、私の持っている掃除機のメーカーじゃない、とか
・アタッチメントの紹介はしてくれるけど、どの場所に適切かは教えてくれない、とか
・掃除機だと思っていたけど、ハンディクリーナーの説明をされた、とか
・30年前の説明書だった、とか
・掃除機を使うにあたって”やってはいけないこと”を推奨していた、とか

そういうところでは、ありません。

だから、一緒にできるんです。
どんなレベルでも、やるべきことがここにあります。

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