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できないんじゃない、知らないのです

エッセイ

おニャーさんが思ったこと、感じたことをお伝えするエッセイ。

普段から使う言葉について、思ったことを綴っています。

その「口グセ」が要注意かも

「がんばる」という言葉を頻繁に使っている人、お見かけすることもあるのではないでしょうか。

社交辞令とか、何か言われて「がんばります」とあいさつ的に使うこともあると思うので、そういう場合は別、今回の視点的には特に問題なし。

今回取り上げたいのは「本気でがんばる」と、年がら年中思ったり口にしている場合。

努力も、同じように使われるフシがあります。

じゃあ、本当にがんばるって、努力するってどういうことよ?となると、曖昧になることが多いように感じます。

努力というのは、目的に向かって励むことを言います。

ですから、目的がなければ、そもそも努力自体が成立しません。

「第1ポジションで、今より20度開けるように努力する」という言い方をすることがあっても「バレエレッスンを努力する」とは言いません。

後者には、はっきりした目的が見えてきませんから、こういうときに「努力」という言葉は使わないわけです。

目的がなんなのかわかりませんから。

ただ、とりあえずやるってことは、努力とは言わないんです。目的がないから。

いいとか、悪いとかは、別として。

「努力する」というなら、そこには歴とした目的が必要なのです。

一方、がんばるっていうのは、自分の意思を通すことを言います。

困難な状況でも意思を通す。

例えば「アンシェヌマンが難しいクラスだけど、順番を覚えることをがんばる」というのは、その人にとって、順番を覚えるということが難しい状況だけど、順番を覚えたいという意思を通すということになるので、“がんばる“ になります。

これは、いい例の意思の通し方です。

悪い意味での意思の通し方っていうのもあります。

先生が「今日は、ロンデジャンブは第1ポジションからやりましょう」と指定したとします。

けれども、あなたは普段、第5ポジションでやっているから、第5からはじめてしまう。

話は聞いていたけれど、あなたがやっているものを押し通してしまう。

これは、悪い意味での意思の通し方です。

努力することも、がんばることもできないタイプっていうのもあります。

ただ、ボーッとレッスンしているだけ。

先生の話も耳に入らないし、体力の限界まで動くこともできない。

タイプは違いますが「上手にしてよ、教えてよ、わからないんですけど」という【他人任せ】も同様です。

努力の仕方って、実は、ほとんどの方が知りません。

「上手になりたい、上達したい」とは言いますけれど、いわゆるバレエの技術や表現方法を身につけたいということなのであれば、上手になる・上達するようにがんばる前に、努力の仕方を知る必要があるわけです。

本当は、ね。

お読みいただき、ありがとうございました♪

ミュージックセレクト

記事の制作など、作業用BGMとしておニャーさんが聞いているもの。

世代によっては懐かしい、あのCMで流れていた曲も収録されています♪

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