体作り:ハムストリングスを知ろう!

裏腿について、知識面と合わせて解説します。

ハムストリングについて、復習しましょう。

ぜひ、参考にしてみてください♪

今日、12時

簡単なご紹介

裏腿(腿裏)と呼ばれるハムストリングスの紹介をしましょう。

坐骨から脛骨や腓骨の上側に付着。

股関節や膝をまたいでいる。

股関節や膝の曲げ伸ばしをする。

ざっくりと、股関節と膝に関係しているということが分かればOK

適切な動かし方と手順

ハムストリングスは一般的に言われる「膝を曲げる」などの作用はありますが、バレエを習っている人に、まず意識してほしいのは、この2点。

①前傾している骨盤を起こす

②タンジュデリエールの脚の出し方

①前傾している骨盤を起こす

骨盤の操作は、高さがあることが前提。

ただ後傾するだけだとタックアンダーしてしまいます。

次の手順を守りましょう!

  1. 坐骨をマークし、床から遠ざける。
  2. 坐骨の高さを変えずに、骨盤を後傾させる。

②タンジュデリエールの脚の出し方

ハムストリングスは、シンプルに収縮させると膝を曲げる作用があるため、「ひと工夫」が必要です。

例えば、タンジュをイメージしてみましょう。

  1. 動作側の坐骨をマーク。
  2. 動作側の膝のお皿の下を確認。
  3. 動作側の坐骨をできるだけ動かさずに、膝のお皿の下を坐骨から遠ざけて足を出す。
おニャーさん
おニャーさん

ただし、膝のお皿は引き上げたままだよ。

気をつけたいタイプ

座っている時は、ハムストリングスに体重がかかっています。

長い時間、重さがかかり続けると、筋肉が機能不全を起こしやすくなります。

普段のストレッチは、可動域を広げるというよりも、これ以上、筋肉を固くしないための気軽なものを、こまめに行うように心がけましょう。

参考

今月前半(2023/2)ストレッチ&エクササイズ

まとめ

ハムストリングスについて、理解できましたか?

バレエでは、解剖学で言われている作用とイコールとは限りませんので、ここは注意しましょう。

ここまでをまとめます。

  • ハムストリングスは、股関節や膝のポジション、動きに関与しています。
  • 手順に沿って、活動させましょう。

ファーストステップ♪

次のレッスンまでに、骨盤ポジションのチェックをしておこう!

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