【JBP大人専用バレエワークショップ】
2023年1月17日開催
11:20 『脛を活用する/立たせる』“正しいバレエ動作のための膝下”
いつでも難しいが、バレエの生命線でもある脛
脛は、いつでも難しい課題です。
これまでのWSでは、機能不全に陥っている脛の電源を何とか入れる事をしてきました。
定期的に脛のWSをとっている方は、少しずつでも電源が入ってきたかな?と思います。
まだ慣れていない方は、電源を入れるところから始めましょう。
電源が入っていなければ、体感がなかったり、うまく行かない、わからないのは当然です。
悩むことなく、エクササイズやストレッチからトライしてみましょう♪
基本と基礎が脛操作の土台となる
今回のWSでは、静止やポジションだけでなく、バレエ動作を取り上げました。
脛を活用するためには、できているべき項目があります。
まず、膝が伸ばせること。
バレエにおいては当たり前のことではありますが、大人のバレエではあまりにも軽視されすぎているように感じます。
アンディオールも引き上げも、バレエの全ては膝が伸びていることが前提になります。
もっと重視すべきアクションです。
そして、外側荷重とカマアシの改善です。
この2つが改善されていないと、脛の筋肉が機能不全に陥ります。
脛というのは、他の項目と違って[できている事が前提となる項目]が本当にたくさんあります。
脛は、基本と基礎の両方ができていないと(脛に関しては知っているだけでは足りない)体現することができません。
難しい課題ではありますが、せめて強さか操作性のどちらかは、積極的に目指してほしいと思います。
今後も脛に関するWSは開催されると思いますので、ぜひご参加ください。
⬆︎膝を伸ばす
【大人に適切な“背中を反らせる”】/大人はこうやる/上半身を美しく/背中を入れる⬆︎全ての動作の基礎は背中から
余談ではありますが
大切なことなので記しておきましょう。
センターレッスンでお伝えしましたが、進むべきステップは進むこと、踊りのマナーを守ることはとても大切です。
「遠慮」という言葉は、バレエにおいては決して良い言葉ではありません。
一般的な意味合いでの「遠慮」と一緒にすべきではないでしょう。
レッスンでは、頭がフル回転します。
体だけではありません。
これは、やりたいことばかりで混乱することとは違います。
カウントはどうなのか、進む距離は?どのくらいのスペースを使うのか、プレパラシオンのタイミングは?
頭が働いていないと、体も動かない傾向にあります。
意思を持って動くことがとても大切なのです。
難しかったと思うけれど、良くがんばったね!
諦めずに、明るく前向きに取り組む姿はベリーグッドでしたよ。
Instagramに、WS開催時の写真を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください♪