デヴァンを攻略するとグランジュッテが見えてくる!

ダイナミックなグランジュッテ。

素敵に跳べたら、気持ちがいいし、自信が持てる事でしょう。

さあ、あなたに伝えるグランジュッテのポイント。

一緒に整理しましょう!

2月スケジュール発表しました!

華麗な空中でのフォーム、実現のカギは?

山を越えるように跳び、空中で大きく開脚するグランジュッテ。

動きの特性的にグランソドシャ(グランパドシャ)より開脚しにくいですね。

まずは、動きを分解してみましょう。

前方のグランバットマンに上げた脚が[上がっている間に]後ろに脚を上げます。

グランジュッテがグランジュッテにならない原因がココ。

“デヴァンに上がる→脚が下がる&デリエールに上がる” これだと、トンベのようになってしまいます。

ここでやりたいのは、“デヴァンに上がった脚が高い位置のまま、後ろに脚を上げる” これです。

理屈はわかったけれど、実際には難しい

ジャンプ姿勢は、空中姿勢。

だからこそ、理屈が分かっても実際にやるとなると難しいものです。

考えている間に、動きが終わってしまいますから。

とはいえ、ちょっと捉え方を変えてみると、随分と動きやすくなります。

まず、動きの解説をしましょう。

前方のグランバットマンにいる間に、後ろの脚が上がる事で、両脚が空中で開脚する。

つまり、こういうこと。

 ▶︎前方のグランバットマンをしたら、高い位置で保持(キープ)する。

要するに、脚をすぐに下げちゃいけないってこと。

下がらない工夫が必要だということ。

それを空中でやるには、どうしたらいいのか?というのが今日の課題になります。

ここでポイントとなるのが「保持・キープ」の捉え方です。

 ▶︎保持=同じ形のまま力をかけ続ける

 ▶︎保持≠動きをつくったそのまま何もしない

とっても大切です。

保持というのは、何もしないことではありません。

つまり、グランジュッテにおいての前方へのバットマンも、上げたら終わりで、後ろの脚が上がるのを待っているのではないということ。

それだと、前にあげた脚が下がってきてしまうということを、改めて認識しましょう。

空中でキープを体験してみよう

グランジュッテにおいてのグランバットマンが、どのように保持されるのか。

フロアで体験してみましょう。

  1. 仰向けに寝る。
  2. 片脚を天井方向に上げる。
  3. そのままつま先を天井に上げ続ける。

③上げている側のおしりが床から離れるところまで、しっかり上げましょう。

②と③の違いを把握できるとさらにグッドです。

感覚がついたら、グランジュッテでも同じようにやってましょう!

まとめ

グランジュッテのポイントと同時に、保持・キープという概念も知ることができましたね。

ぜひ、バレエレッスンに役立ててください。

JBPでは、バレエの大原則である体の使い方を1月に取り上げます。

ぜひ、ご参加ください♪

ここまでをまとめましょう。

  • グランジュッテは、デヴァンに上げた脚をキープしている間に、後ろに脚を上げます。
  • 保持とは、形を変えずに力をかけ続けることを指します。
  • フロアで体感を入れておきましょう。

ファーストステップ♪

フロアの体験を次のレッスンまでにやってみよう。

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