11月ワークショップ発表!

”身につける力”プロジェクト②|大人のバレエ

“あなた” と “おニャーさん” が、お茶会をする「エッセイ」。

ご近所会議でもするかのように、座談会にお付き合いください。

好きなお茶のイメージはできましたか?

お気軽に読んでみてください。

 

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今朝は、ブラックコーヒーを用意しました。

少しの時間、あなたとお話ししたいと思います。

 

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「身につける力」について、3回に渡っておしゃべりしています。

前回の記事は、こちらです。

”身につける力”プロジェクト①|大人のバレエ

 

 

さて、続きをお話ししましょう。

この表で言うところの「できる、馴染ませる、身に付く」です。

ここから、体を動かすようになります。

③できる
ここでは、常に「できる」ことを求められているわけではありません。

たった1回「偶然かな?」でもいいので「成功体験をすること」が最も大事なことです。

そして「これなんだ」と、情報を入力することで、その後の行動が、この成功体験に向かうようになります。

 

ここに持っていくことには「レッスンでの実験」が必要になります。

レッスンで大事なのは「たくさんの実験をして、たくさんの失敗をすること」です。

 

上手な人は、あなたの目からは「常にできているように見える」かもしれませんが、本人の中ではそうではありません。

なぜなら、常に実験をしているからです。

 

この「実験」をすることが、「できる」への第一歩です。

”失敗恐るべからず” には、確かな理由があります。

 

 

④馴染ませる
ここが「できる人とできない人」の最も違うところです。

できない人の場合、ここを馴染ませるではなく「汗水垂らして、長時間に渡り、ちゃんと練習しなければならない」という思考が働きます。

 

だからこそ「スタジオでなければできない、床が、シューズが、服装が」と環境にも完璧を求めます。

そして、環境が揃わないことで、だんだんとやらなくなってしまう。

 

馴染ませるというのは、それこそ、字の如く「馴染ませるだけ」なのです。

工程③で「こうかも!できたかも!」ということを、しっくりくるようにするだけです。

 

ここでのポイントは「ちゃんとでなくていいから、頻度を上げる」ことになります。

 

例えば「ピルエットでは、4分の1のところでまっすぐになっているといい」ということを知り、理解できたとします。

自分でやってみて「もしかしたらこうかも!」ということが出てきました。

 

多くの人が次に行動するのは、ピルエットを実際に回ってみる中で「4分の1でまっすぐになることを意識」すること。

だからこそ、回れる環境を求めるのです。

 

できる人は違います。

4分の1でまっすぐ立つまでを、こまめに実験してみます。

そうしているうちに「ああ、私はこのとき、頭が曲がっているからまっすぐじゃないんだ」と気づくと、今度は、体の向きと頭の位置だけに絞って馴染ませます。

脚の動きを省き、体の向きと頭の位置を徹底するのです。

 

こうして、焦点をどんどん絞っていきます。

おおごとな練習ではなく、1週間だけ、1日3分くらいやってみるとか、汗が出るまでではないことを「こまめに」やっています。

だから続くし、体に入るのです。

 

 

⑤身に付く
もうこれは、馴染ませたものが「熟成」するのを待つという、時間の問題に近い。

特にすることはありません。

 

身につくというのは、無意識・無自覚でもできるということ。

今、あなたが着ている洋服と同じです。

 

朝、あなたが今日着る服を選ぶ段階では、どれを着るのかを考えるでしょうし、今日の予定だとか、人の目なども考えるでしょう。

それが過ぎたら、今日寝るまで着ている服のことを考えているわけではありません。

それでも、服を脱ぐまで、服は着たままです。

 

これが「身についている状態」。

「意識しないとできないんです」という状態は、まだまだ身についているとはいえません。

 

「身についている」とは、どんな状態でしょう。

 

意識すればできる段階を経て、もう他の課題に取り組んでいる。

先生に「ここがよくなったね!」と言われて、「そういえば、前はここを気をつけてやっていたんだっけ」と思い出す。

忘れた頃に、身についたことを認識します。

これが「身に付く。」

ここまでくれば、もう大丈夫でしょう。

 

 

さて、5工程についてお話ししました。

“5つも大変だ!” と思うかもしれませんが、大半の大人の方が意識したらいいことは、実際には2つに絞ることができます。

この続きは、次回。

 

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今日は、このあたりにしましょう!

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

おニャーさんより

 

著者おニャー

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