両足に体重をかける5番ポジション:おニャーさんのバレエの学校

バレエ学校

“大人のバレエ学校 相談室“

大人が抱えがちなバレエのお悩みについて、おニャーさんやJBP講師がお答えします!

ここではあえて概要のみにとどめ、気軽に読める量にしてあります。

また、オンラインテキストとの併用で、さらに理解を深める事ができます。

【リクエストボックスは、こちらから】

https://juncotomono.info/jbp-balletblog/

なぜか、両足に体重がかからない

  • 5番ポジションに入るとき
  • 両足に体重をかけようとしているけれど
  • どうしても、片足に体重がかかったままになりがち

何はともあれ、“両足に体重がかかっていない” と自覚できているということは、何が正解かの「ビジョン」が見えているということ。

ビジョンのない頑張りは、行き先がわからないまま、ひたすら走っているのと一緒。

あなたの場合は、行き先がわかっているし、そのために「障害」となっていることも見えています。

ここではあえて詳しい解説を省き、短時間でチェックできるようにしています。

あなたの気になる項目を見つけてみましょう。

10月は、残り3名さまのみ!

原因1:感覚がない

“5番になった時に両足に体重がかかっていないことは分かっているが、その感覚がない” という場合に多いパターン。

  • 先生に「両足に体重をかけて!」と指摘される
  • つまり、片足に体重がかかり、もう片足への体重のかかり具合が足りない状態
  • ところが、自分としては両足に体重をかけているつもり

要するに、感覚が薄かったらり、実際とあなたの感覚にズレがある場合。

この場合に大事なことはこれ。

  • 頭から体への「指令」を出すこと、強めること
  • 指令と行動をリンクさせること

体からのアプローチも大事ですが、大人にとって最も重要なのは、この項目になります。

ただ動いてなおそうとするのではなく、このように取り組みましょう。

  • 5番ポジションに入る時に
  • 「両足荷重、両足に体重をかける」と強く念じながら
  • 体を動かす

大人の鍵となる練習方法です。

こちらの感覚も大切です

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原因2:支持脚が引いている

どの方向でも起こりうる事ですが、特に、前方に出した脚を5番に戻した時に起きやすい傾向があります。

片足になった時、支持脚が引けてしまい、そのまま動作脚を5番に戻そうとすると、両足に体重がかかりにくくなります。

5番に動作脚を戻す際は、支持脚の太腿を前に押し出すよう、心がけましょう。

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原因3:おしりに寄りかかっている

おしりが外側に外れて「寄りかかっている」場合。

また、動かしている脚をおしりをずらすことで5番に入れる癖がついていると、片足に寄りかかったままの5番になってしまいます。

まず、正しい5番ポジションでプレパラシオンをとる。

そして、そのおしりの位置を外側にずらさずに脚を動かすようにしましょう。

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原因4:膝が曲がる、押し込む

膝を伸ばしたまま5番に戻るべき動作で、曲がっている。

または、膝を押し込んでしまっている。

こんな状況は、原因2を引き起こしやすくなります。

筋肉によって膝を伸ばすことを覚えましょう。

原因5:踵が中途半端

例えば、タンジュから5番に入る時。

例えば、クドゥピエから5番に入る時。

動作足の踵が中途半端に床から浮いているのも、両足に体重がかからない原因になります。

形だけでなく、踵が床についたかを自問自答しながら確認しましょう。

まとめ

5番ポジションで、両足荷重にならず、片足に寄りかかっている状態。

テクニック的に間違いなだけでなく、体の機能も損ない、さらには脚が太くなりやすいなど、ボディデザインにも大きな影響を及ぼします。

気になる項目から、意識してみましょう。

基本的な動きですので、定期的に確認するのがオススメです。

次のレッスンでやってみることを決めよう♪

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