“大人のバレエ学校 相談室“
大人が抱えがちなバレエのお悩みについて、おニャーさんやJBP講師がお答えします!
ここではあえて概要のみにとどめ、気軽に読める量にしてあります。
また、オンラインテキストとの併用で、さらに理解を深める事ができます。
【リクエストボックスは、こちらから】
レッスンしてるのに、動きがバレエらしくならない!
- なんとなくサマにならない
- 素人感満載になってしまう
- どこから手をつけるべきかわからない
この状況、あなた自身が感じているのならば、グンッと成長する可能性が大いにあります!
なぜ?
それは、成長しない人と比べるとわかります。
- 自分ごとと思えない
- できていることが前提
- だから、できていないことに気づけない
要するに、良くなるチャンスを見出すことができないということ。
こうした悩みの難しいところは、その解決法がはっきりしにくいこと。
この記事では、大人に多い原因と解決の項目をお伝えします。

最も大きい原因は、バレエの概念違反
バレエには、「保持・保つ」という概念が、強く、強くあります。
美しく、適切な、正しい形を作ったら「保持する、保つ」
全ての間違いは、体の【変形】から起きていると言っても過言ではありません。
- 体が落ちる、引き上げが足りない
- トルソーが歪む
- 脚が内向きになってしまう
- 膝が曲がる、緩む
- カマアシ、足首が緩む
- 腕が落ちる、肘が落ちる など
膝が曲がる、緩む。
脚の硬さをつけることが必要です。
バレリーナの脚は強いだけでなく、硬さが特徴。
硬質な脚を手に入れる

大人ならではの課題
大人に圧倒的に足りない、肋間の張り。
体を高く、かつ、トルソーを保ち続けます。
肋間をしっかり使うことができれば、不要な癖や動きを抑え、バレエ特有の上体の動きに近づきます。
また、お腹が出てしまうことも防いでくれます。
肋間を広げて、体を高く

肋間のセルフのリリースならこちら
特に、12、13ページがオススメです!

アテールの構成要素、カマアシの原因
荷重が適切でないと、カマアシ決定。
カマアシは誰でもわかる「The素人感満載」なので、早くなおしましょう!
荷重を適切に修正することで足首の可動域を取り戻し、バレエの足首と足へと近づきます。
いつでもここに、荷重位置

足首とデミポイントのビジョン
「なんとなく変な動き」を生み出す原因、ほとんどの大人に当てはまります。
それは、足首の動きをデミポイントで悪代用してしまっていること。
足首と足指をわけることで、そのビジョンが見えてきます。
しっかりと足首を伸ばし、甲を引き伸ばすポイントは「踵の動き」
足首の可動と本物デミポイントのビジョン

腕がぶら下がる
骨盤が立たない原因であり、正しい姿勢を取れない原因であり、ポールドブラがお遊戯会になってしまう理由。
それが、腕をぶら下げてしまうこと。
もちろん、そのつもりでないことはわかっています。
その上で、適切な肩とそれを支える背中によって、腕によって体が振り回されてしまうことを防ぐことができます。
それらは、肩や首こりにも効果的です。
肩と背中を作る

いつでも「外向きの脚、足」
こういうところに上手な人と、そうでない人の差が出ます。
それは、だれが見てもわかりやすいほどです。
それだけにしっかり押さえられたら、印象がグッと変わります。
いつも足と脚は外向きです。
動きの中でアンディオールを

まとめ
体変形させずに保ち続けること。
パーツの独立性。
動作の特性。
これらは全て、美しい形を長く見せるという、バレエの哲学に不可欠です。
大人が苦手とするものばかりですが、やっている人は変わります。
あなたはどれに当てはまるのか、整理してチャレンジしてみましょう♪

どれから取り組むのか、決めてみよう♪



平日更新しているバレエブログでは、さらに詳しい知識の補充ができます。
そちらもぜひ、お読みください。
